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―世界観―
インヴァースは太古の昔、一つの大きな星が地上に墜ちた。
そして大地や水が枯れ、すべてが焼き尽くされ、冷たい氷の時代が長く続き、多くの生物たちが死に絶えようとしていた。
そこで灰の民と呼ばれる種族は全てを救わんとする為、自らの秘法を生物に分け与える。
その力は『魔力』と呼ばれる能力。
これにより、死に絶えるはずだった生き物たちは急速に発展と進化を遂げていき、平和な世が続くかに思われた…。
新たな脅威、異世界からマレビトがやってくるまでは―――
―マレビト―
黒い髪と瞳をした異世界からの侵略者。
突如天空から怪しい光を放った流星が墜ちてくる。
それは地球という星からマレビトがこの異世界インヴァースにやってくる兆しであり、不吉の象徴されている。
マレビトは高い魔力を秘めており、その力でインヴァースの全ての生物を魔物に変え従属させ、国や人を襲い、世界を手に入れようとしていると言われている。
マレビトは見つけ次第、即処刑なのでインヴァースでの生き場所は皆無。
―灰の民―
インヴァースでこの世界で一番最初に生命を宿したもっとも古い種族で、灰色の髪と瞳をしている。
空から星が降り、すべての命が消えようとした時に灰の民だけが持つ秘術『魔力』を
ほかの種族に分け与えたとされる。
高い知恵、技術、文明があったのだが、1000年以上前にマレビトの襲来により王家も民も残らず全て滅ぼされた。
―魔力―
かつては灰の民にだけが扱えた秘術。
今はインヴァースに生きる者全てが持ち合わせており、個人によって魔力の能力が異なる。浮遊や肉体強化、人を石に変えたり、意思を操るなど様々である。
―魔化―
マレビトの魔力により、生命が宿るもの全てが狂暴化し、魔物となってしまう疫病。
一度魔物になってしまった生物は、二度と同じ姿には戻れない。
それは自然も例外ではなく、地形や植物さえもおかしくさせている。
―マヒト―
マレビトと他種族との混血児の総称。
各国で結んだ協定により、異世界からやってきた純粋なマレビトのように処刑されることはないが、その代わり自身では決して外すことを許されない首輪の様なものを、常に装着しておかねばならない。(自身で勝手に外すと即死刑。)
しかしここまで徹底しても、マレビトの子は差別されやすく、命は安く軽く扱われている。
―トゥルマ―
インヴァース各国にあるマレビト対抗組織部隊、通称『トゥルマ』。
彼らは異世界から来たマレビトを捕らえ、最初に組織部隊を創設したオルケストラ帝国に引き渡し処刑させている。
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